報恩講は、宗祖親鸞聖人の御遺徳を偲び報恩感謝する法要です。
詳しくは分かってませんが、南北朝時代に本願寺第三代覚如上人が、
親鸞聖人の三十三回忌御法要を勤められたのが最初と言われています。
真宗門徒にとっては、年間で一番大きな最も大切な法要です。
信證寺では、毎年10月15日と16日に勤められます。
平成25年報恩講日程
10月15日(火)
(おとき・・・12:00~13:00)
○13:30~14:15「大逮夜(おおたいや)」法要
法話 二席 14:15~15:45
本山布教使 元尾 了教 師(石川県)
真宗の寺院では親鸞聖人のご遺徳を偲び年に一度「報恩講」が勤まります。
(おとき・・・16:30~17:30)
○17:30~18:15「御伝鈔(ごでんしょう)」拝読
暗闇の中のお灯明は、わが身を照らし出す智慧をあらわします。
親鸞聖人の生い立ち「御伝鈔」を静かに御拝読ください。
○18:30~19:00「追弔会(ついちょうえ)」法要
法話一席 19:00~19:40
本山布教使 元尾 了教 師
この1年間に亡くなられた方々をお偲びし「追弔会」法要を行います。
先人たちは私たちに何を残され何を願われたのでしょうか。
親鸞聖人のお念仏の教えの中にたずねて参りましょう・・・
このご縁を大切に、追弔会法話も是非最後までご聴聞ください。
※今年から満日中の時間が変更になっています!ご注意ください。
10月16日(水)
○7:30~8:00 「晨朝(じんじょう)」法要
法話一席 8:00~8:40
本山布教使 元尾 了教 師(石川県)
「どんなに闇が深くても、必ず夜は明ける」
「おあさじ」というお勤めは、
今日という一日を迎えることができた報恩感謝のお勤めです。
朝の慌ただしさの中でも手を合わせお念仏申す時を大切にしてください。
○10:30~11:15「満日中(まんにっちゅう)」法要
法話一席 11:15~12:00
本山布教使 元尾 了教 師
(おとき 12:00~13:00)
一年は報恩講に始まり報恩講に終わると言われるほど、
真宗門徒にとって「報恩講」は最も重要な行事であります。
それは宗祖である親鸞聖人の御遺徳を偲び、
お念仏の教えに出遭わせていただいた 喜びを
仏恩報謝の億いをもって勤められてきたものです。
当寺では、宗祖750回ご遠忌のテーマを
「これからがこれまでを決める」とし、
さらに「お念仏の教えと共に」というサブテーマも加わりました。
業縁存在の私たちは、生活の真っただ中にこそ
聖人の御教えが開かれていることに気づき、
お念仏(なむあみだぶつ)が私たちにとって、
もっともっと身近なお称えであることを進んで自覚して参りたいと思います。